作業日誌

2019/06/19

キイロスズメバチの引越し

越冬したキイロスズメバチの女王は閉所などで営巣し、そこで卵を産み、働き蜂を増やします。ある程度働き蜂が増えて、巣が手狭になると、もっと大きな巣を作れる場所に引越しをします。一般の民家などでは壁の隙間や通気口などで最初の営巣をし、軒下などに引っ越すケース等がよく見られます。

引越しの際は大勢で一気に巣を作るので、巣を作るスピードは非常に速く、1日経つだけで巣の大きさが目に見える程変わります。引越し後の巣は放置すると最終的には車のタイヤ程まで大きくなることも多々あります。

働き蜂は新しい巣ができてから巣の幼虫が成虫になるまでの1ヶ月程度の間は古巣と新しい巣を行き来するので、引越しでできた巣の場合は新しい巣の駆除と共に、元巣も駆除しないとそちらから蜂がやって来てしまい、巣を作り直してしまいます。

写真の巣は千葉県の戸建住宅2階の雨戸のレールにできており、作られてから1日目くらいの巣で、働き蜂がせわしなく行ったり来たりしていました。家の方が巣が小さい段階で気が付き、駆除のご依頼を頂きました。引越し後の巣であることが分かったので、巣の除去を行った後に、周辺に元巣がないか調査したところ、隣の家の2階の通気口から蜂が行き来しているのが分かりました。恐らく屋根裏に巣があり、巣が手狭になった為、引越しでやって来たものと思われます。お隣の家が留守だった為、屋根裏の確認はできませんでした。元巣がある場所がご依頼者様の管理下ではない為、元巣の駆除はできませんでしたが、ご依頼者様に隣の家の屋根裏に蜂の巣ができている可能性が高いという事実はお伝えしておきました。

総武ハチ駆除サポートでは引越しでできた蜂の巣だった場合は周辺も調査し、元巣が見つかり、それが駆除できる条件であれば、そのまま駆除を行っています。蜂のことでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

総武ハチ駆除サポート TEL 050-3050-1145 年中無休です。

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