ドロバチ

ここでは普段の生活で目にする蜂に焦点を絞り、簡易的且つ、蜂駆除の視点を交えてまとめています。

ドロバチ

ハチ目ドロバチ科に属する昆虫です。その名の通り、泥を盛って巣作りをするのが大きな特徴です。

ドロバチ
体の特徴

体長20~30mm程度。体の色は黒く、黄色いやオレンジのラインが入っています。

生態

アシナガバチやスズメバチ、ミツバチなどの集団行動する蜂と違い、基本的には単独行動をします。ただし、集団で営巣し、長期に渡り同じ巣を使うことがあります。幼虫の時は巣の中に予め親蜂がいれている蛾の幼虫などを餌とします。

巣の形状と営巣する場所

粘土を盛り、その上に粗い砂を塗り固めて巣を作ります。巣の中は部屋ごとに分かれており、卵と餌となる蛾の幼虫などが入っています。これらの点がアシナガバチやスズメバチ、ミツバチの巣と大きく違います。巣は建物の外壁や柱、塀、軒下、ベランダなどでよく見られます。