フタモンアシナガバチ

ここでは普段の生活で目にする蜂に焦点を絞り、簡易的且つ、蜂駆除の視点を交えてまとめています。

フタモンアシナガバチ

体長約15~20mm。黄色と黒の縞模様ですが、黒の割合が高いです。腹部に2つの黄色い紋があることがフタモンアシナガバチという名前の由来になっています。

フタモンアシナガバチ
活動期間

4月頃から巣作りを始めます。7月~9月にかけて最も活発に活動をします。冬になり、気温が下がると蜂の数は減りますが、女王蜂が越冬の為に残ることがあるので注意が必要です。10月以降も駆除の依頼が度々あります。

巣ができやすい場所

建物の軒下、外壁、ベランダ、換気口、窓枠、木の枝、草、ものの陰や隙間など

巣の特徴

巣穴が蓮状に開いており、円形や楕円形をしています。巣ができる場所に合わせて、巣の形を変形させるので、ものの隙間などに巣を作る際はその隙間に合う形に巣作りします。多くのアシナガバチが巣穴を下向きになるように巣作りするのですが、フタモンアシナガバチの巣は巣穴が横を向いていることも度々あります。 巣は大きくなると250mm程度まで成長しますが、多くは50~150mm程度になると新たな巣を作る為に巣分かれします。