ヒメスズメバチ

ここでは普段の生活で目にする蜂に焦点を絞り、簡易的且つ、蜂駆除の視点を交えてまとめています。

ヒメスズメバチ

体長約22~37mm。オオスズメバチに次いで大型のスズメバチで、黄色と黒の縞模様をしています。腹部の下の部分が黒くなっています。おとなしめの性格ではありますが、威嚇性は強く、しつこく体の周りを飛んできます。アシナガバチの巣を襲い、幼虫の体液を餌とします。

ヒメスズメバチ
活動期間

5月頃に巣作りを始め、7月頃に働き蜂が羽化を始め、8~9月にかけて新しい女王蜂とオスが羽化します。晩秋に気温が下がるにつれて蜂の数は減りますが、越冬をする蜂がいるので注意が必要です。

巣ができやすい場所

戸袋の中、壁の中、屋根裏、木のうろ、土の中など閉鎖的な場所を好んで巣作りをします。住宅街にも度々巣を作ります。

巣の特徴

多くのスズメバチが巣の周りを殻で覆うのに対し、ヒメスズメバチは巣の下の部分を大きく開けた巣を作ります。あまり大きな巣は作らず、100~150mm程度の巣がほとんどです。