作業日誌

2021/01/02

メタセコイアの木の根元に営巣していたキアシハナダカバチモドキ

東京都板橋区の空地でメタセコイアの木の周りを蜂が飛びまわっているので見て欲しいとご依頼を頂きました。現場に行ってみると、メタセコイアの木の根元の辺りに小さな穴がたくさん開いており、穴の周辺を蜂が複数匹飛んでいました。1匹捕獲してみるとキアシハナダカバチモドキでした。よく観察してみると木の根元の地中に集団で営巣しているのが確認できました。常に巣穴の周辺を行ったり来たりとせわしなく飛んでいました。

どんな蜂?

キアシハナダカバチモドキはアナバチの一種で、黒い身体に薄い黄色の模様、緑色の目、オレンジの足といった特徴が見られます。日当たりが良く、砂がしっかり固まった場所を好んで地中に営巣します。餌はバッタ類で、最初に狩った獲物に卵を植え付け巣穴に貯蔵します。現在は環境の悪化からあまり見かけることができなくなり、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類に分類されています。

危険なの?

基本的にはあまり危なくない蜂で、近づいても人に構ってくることはほとんどありません。こちらから危害を加えない限りは危険なことはないので、もし見つけた際は無暗に刺激したりはせずに放っておくのが一番です。蜂の種類によって攻撃性は様々ですぐに攻撃してくる蜂もいれば、キアシハナダカバチモドキのようにおとなしい蜂もいます。ご依頼者様にあまり危なくない蜂だということを説明し、周りに人が近寄れる場所でもないのでそのままにすることになりました。

総武ハチ駆除サポートでは、ご家庭から企業、公共施設まで様々な場所にできた蜂の巣の調査や駆除を行っています。蜂のことでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

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