2025/10/12

西東京市役所の蜂の巣駆除の対応について

気温が高くなってくると蜂の活動が活発になり、西東京市内でも建物の周辺などの身近な場所にアシナガバチやスズメバチといった危険な蜂が巣を作ります。巣に気づかずに刺激してしまい蜂に刺される被害が毎年各地で起きています。蜂に刺されてしまうと蜂の毒によりアナフィラキシーショックというアレルギー反応を引き起こすことがあり、最悪の場合は死に至るケースもあるので、蜂の巣を見つけた場合は早急な駆除をする必要があります。

西東京市の対応

西東京市役所では蜂の巣駆除は行っていませんが、スズメバチの巣に限り、駆除業者に巣の撤去を依頼した場合、駆除に掛かった費用の一部を補助しています。

西東京市のスズメバチの巣駆除作業補助制度

補助金額
スズメバチの巣1個当たりの限度額を10,000円迄とし、駆除作業費用の2分の1の補助金を交付しています。補助限度額を超えた費用については、申請者の負担となります。

補助対象
蜂が活動しているスズメバチの巣
※空の巣は対象外となります。

蜂の種類が判らない場合はコチラを参考にしてください。

対象者
以下の条件に当てはまる方が補助の対象です。

・西東京市内の一戸建住宅の敷地内、もしくは共同住宅の敷地内の所有者若しくは所有者に準ずる者又は居住者
・西東京市内の道路法（昭和27年法律第180号）第2条第1項に規定する道路その他一般交通の用に供する場所に面した土地（田畑、林等のその土地の定着物を含む。）で、市長が特に必要と認めるものの所有者若しくは所有者に準ずる者

補助金の交付申請方法

必要書類を環境保全課（エコプラザ西東京内）の窓口に持参するか郵送してください。
※書き損じがある場合は受付不可で再提出となるのでご注意ください。

必要書類
・西東京市スズメバチ類の巣駆除作業補助金交付申請・実績報告兼請求書
・業者からの領収書（スズメバチの巣の駆除であることが分かるもの、コピーでも可）

申請期限
補助金の申請は同一年度内に限られます。尚、予算が無くなり次第、補助金の交付は終了します。駆除後は速やかに申請するようにしてください。

申請先
エコプラザ西東京
〒202-0011　西東京市泉町3-12-35
電話：042-438-4042
FAX：042-438-1762

西東京市のスズメバチの巣の駆除は以下で行っていますのでお問い合わせください。補助金の申請に必要な書類は総武ハチ駆除サポートでご用意いたしますので駆除の際はお申し付けください。

総武ハチ駆除サポート
電話：050-3050-1145
年中無休です

スズメバチ以外の蜂の巣の対応

西東京市ではスズメバチ以外の巣の駆除は行っておらず、補助金等の交付も行っていません。私有地にできたアシナガバチ等の巣はその土地の所有者か管理者が対処する必要があり、自分で駆除するか民間の蜂駆除業者に依頼することになります。自分で駆除するのは危険が伴う上に蜂が暴れたりすると近隣の迷惑になる可能性が有るので、プロの駆除業者に任せた方が安心でしょう。
※蜂の種類が判らない場合はコチラを参考にしてください。

アシナガバチ等の巣の駆除は以下で駆除を行っています。

総武ハチ駆除サポート
電話：050-3050-1145
年中無休です

防護服の貸し出し

市では蜂の巣駆除用の防護服を無料で貸し出ししています。貸出期間は4日間で、数に限りがあるので、時期によっては予約が込み合うことがあるので、事前に環境保全課に電話で在庫の確認をしてから申請してください。尚、予約等はできません。防護服を着ていても蜂の針は容易に貫通するので十分な注意が必要です。自分で駆除するのは危険が伴う上に蜂が暴れたりすると近隣の迷惑になる可能性が有るので、プロの駆除業者に任せた方が安心でしょう。

蜂の巣の駆除は以下で駆除を行っています。

総武ハチ駆除サポート
電話：050-3050-1145
年中無休です

西東京市の状況

西東京市には住宅地や住宅団地が多くあることから、建物の軒下やベランダ、植木などに巣作りの場所を求めてやって来ます。また、市内には緑地も多いことからキイロスズメバチなどの危険な蜂も生息しており、人の生活圏に巣を作ることも多々ありますのでご注意ください。西東京市内の以下の地域でアシナガバチやスズメバチが多数確認されています。

泉町、北原町、北町、栄町、芝久保町、下保谷、新町、住吉町、田無町、中町、西原町、東町、東伏見、ひばりが丘、ひばりが丘北、富士町、保谷町、緑町、南町、向台町、柳沢、谷戸町

悪質業者にご注意ください

悪質な蜂駆除業者によるボッタクリ被害などが全国的に相次いでおり、西東京市でもトラブルが報告されています。素人のような業者によるいい加減な施工や高額請求といった被害が度々起きています。こういった悪質業者の多くがポータルサイト等を運営している仲介業者の下請け業者としてやって来て、言葉巧みに高額な作業の話を進めてしまうことが多いようです。
仲介業者に下請け登録している業者の全てが悪い業者ではありませんが、ぼったくり行為を当たり前のように行う業者や本来は駆除業者ではない業者が蜂の巣の駆除を任されている為、こういったトラブルが後を絶ちません。少しでもおかしいなと思ったら、しっかり断るようにしてください。
また仲介業者を利用すると作業料の中に仲介手数料が含まれる為、一般的な駆除業者よりも料金が高額になります。ウェブサイトに記載されている金額が実際の料金と大きくかけ離れていることがあるのでご注意ください。

高額請求の手口

蜂の巣が見えており、現場の状況が明確であっても悪質な業者の多くが電話での料金の問い合わせに対応してくれません。実際に現場を見ないと分からないと言い、見積もりに来てもらうと「基本料」や「防護服使用料」、「薬剤使用料」、「危険手当」などといった本来は駆除作業に含まれるはずの料金を上乗せして高額な見積もりを出します。
「すぐに駆除しないと危険です」と不安を煽ってくるので、蜂に対しての知識が浅い依頼者は冷静さを失ってしまいがちです。また、せっかく来てもらったのに断るのは申し訳ないという心理が働くので、高額であっても作業を任せてしまう方が多いようです。
きちんとした業者であれば電話で問い合わせた段階で、〇〇の場合は幾ら、△△だと幾らというように料金を教えてくれます。
蜂の巣が見えている状態なのにも拘わらず、電話で状況を説明しても直接現場を見ないと分からないので見積もりに行きますと言う業者は要注意です。

もし無料見積もりにきた業者がおかしいなと感じたら、一旦冷静になって、その業者が信頼に値するかどうかよく考えてから判断するようにしてください。

蜂の巣の駆除を依頼する際はきちんとした実績があり、自社施工をしている業者を選んだ方が無用なトラブルに巻き込まれる可能性は低いでしょう。