作業日誌

2021/01/05

建設現場の足場に大量に集まっているミツバチ

千葉県八街市の建設現場の足場に小さな蜂が大量に集まっており、周囲を飛び回っていて仕事にならないので何とかしてほしいとご依頼を頂きました。その日の予約の空き状況に余裕があったのと緊急性が高かったので、すぐに現場に伺いました。現場にはニホンミツバチの分蜂球ができていました。

どんな蜂?

ニホンミツバチは日本の在来種で蜂蜜を作る蜂です。蜜を作る量が外来種のセイヨウミツバチと比べると少ない為、あまり商業的な養蜂に向いておらず、その蜂蜜の流通量が少ない為、一般的な蜂蜜よりも高額で取引されています。攻撃性は低いのですが、刺激して怒らせると刺されます。ミツバチの針は鈎針になっており、一度刺すと内蔵ごと針が抜けてしまう為、蜂は死んでしまいます。刺されると蜂の毒で体質によってはアナフィラキシーショックの症状を起こすので要注意です。巣は閉鎖的な場所に作ることが多く、木の洞の中や家の屋根裏に作ることがあります。ずっと同じ場所に定住するわけではなく、引越しをします。その際、一時的にどこかに集まっては移動するということを繰り返し、新しい引越し先を見つけます。この蜂の引越しを分蜂と呼び、蜂が大勢で固まっているものを分蜂球と呼びます。

今回の対処

現場に付いた際にはご依頼者様を含め、作業員の方が全て引き上げてしまっていたので、立ち会いなしで作業をしました。足場に集まっていた蜂を捕獲し、回収しました。捕獲後も現場を離れていた蜂が次々と戻って来る為、しばらく捕獲を続けました。蜂が飛び回るのが落ち着いてきた後に、蜂が寄り付きにくくなる薬剤を散布しておきました。ご依頼者様に作業終了の報告をして完了しました。

総武ハチ駆除サポートでは、ご家庭から企業、公共施設まで様々な場所にできた蜂の巣の調査や駆除を行っています。蜂のことでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

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