作業日誌

2019/01/04

蜂に刺された時の対処法

蜂の巣があることが分かっていれば蜂に気を付けることもできますが、巣があることが分からないと、庭仕事をしている時などに何も知らずに巣にぶつかったりした時に蜂を怒らせ、刺されてしまうということもあります。蜂に刺されてしまうと、蜂の毒によって患部が腫れたり、アナフィラキシーショックという症状で命の危険にさらされる場合もあります。よく「蜂に2回刺されると死ぬ」と言われていますが、全ての人がそうではありません。1回目からアナフィラキシーショックの症状を起こす方もいますが、何回刺されても腫れるだけで済む方もいます。お客様の中にもスズメバチに刺されてもちょっと腫れただけで済んだ方もいらっしゃいますし、アシナガバチに刺されて、アナフィラキシーショックの症状で1週間呼吸器を付けて入院したという方もいらっしゃいます。体質によって症状の出方は人それぞれなのです。自分の体質を知るには、刺されてみるか、検査をするしかありません。そこでもし蜂に刺されてしまった場合の対処法を紹介していきます。

応急対応

蜂に刺されてそのままにしておくと蜂の毒が回ってしまい腫れる範囲が大きくなったり、アナフィラキシーショックの症状が強く出てしまいます。蜂に刺されてしまった場合は応急処置をすることによって、その後の症状を最小限に抑えることができます。素早く応急処置をしたことによって、幹部があまり腫れないで済んだということもあるので、できるだけ早く応急処置をしましょう。
まず、安全な場所に避難した後に刺された患部の毒を絞り出し、水で洗い流します。ポイズンリムーバーを使うのも有効です。口で毒を吸うのは口から毒を摂取してしまうことになるので避けて下さい。次に塗り薬を塗ります。抗ヒスタミン成分を含むステロイド系の塗り薬が有効とされています。次に患部を氷などで冷やします。具合が悪くならない場合はそのまま様子を見て下さい。幹部の腫れは2~3日で引いてくることが多いです。アナフィラキシーショックの症状が出ていない場合は病院に行っても、患部に薬を塗って終わりということが多いので、具合が悪くならない場合は病院に行かなくても良いかと思います。

体調が悪化したら

もし頭痛や、息苦しさ、吐き気、全身の腫れなど少しでも体調に変化が現れた場合はすぐに病院へ行ってください。その際は自分で行こうとせずに誰かに連れて行ってもらうか、救急車を呼んでください。自分で病院に行こうとすると大変なことになる場合もあります。以前に、畑作業中にオオスズメバチに刺されてしまい、自分で車を運転して病院に向かっている途中に体調が悪化し、自損事故を起こしてしまったというお客様がいらっしゃいました。
病院へ行く際は皮膚科か内科に行くようにして下さい。症状により点滴などの治療を行う場合があります。
蜂の巣駆除作業はどんなに気を付けていても刺されてしまうことがあります。蜂の巣にギリギリまで近づいて駆除を行わなければいけない作業の性質上、ある程度仕方がないのですが、駆除の際は万が一に備えて写真のようなポイズンリムーバーや塗り薬を持ち歩いています。
総武ハチ駆除サポートでは危険な状態の蜂の巣でも安全に駆除が行えるように細心の注意を払って作業を行っています。駆除や調査のご依頼やちょっとした質問でもお気軽にお問い合わせください。

総武ハチ駆除サポート TEL 050-3050-1145 年中無休です。

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